六親法って聞いたことはあるけれど、「何がわかるの?どういうものなの?」という方に母親の星の出し方をお伝えします。
占いのブースにいって、いきなり「配偶者の星がない。」とか、「子供の星がない。」とか言われて、とっても落ち込んだという話をチラホラと耳にします。
でも落ち込む必要はありません。
配偶者の星がなくても、結婚する人はたくさんいますし、子供の星がなくても子だくさんの家庭はたくさんあります。
配偶者の星がないから結婚できないということではありません。
じゃあ、星があるとかないとか、関係ないのでは?当たらないのでは?という疑問が次に出てきますよね!
あくまでも自分とその周りの親族との「縁」を見ていくものです。
縁を見るのですが、配偶者の星がないから縁がない!!結婚できない・・・と結びつけるものでもありません。
他にもたくさんの要素があって結婚の判断をするので、配偶者の星の有無だけで判断できないということです。
そして皮肉なもので、配偶者の星(他の星も含めて)は、たくさんありすぎると、逆に縁が薄くなったりします。
今回は、基本となる母親の星の出し方を紹介します。
相性関係をたどっていく
自分自身と縁のある周りの親族との関係がわかります。
- 縁があるかどうか
- どんな役割を果たす人なのか
- 頼りになる相手かどうか
ざっくりとこのような関係がわかります。
まず、基本となる母親の星を命式内で探していきますが、命式に出てこない親族をみる方法を十二親干法と言います。
母親の星を探す①
自分(日干)を生み出す五行で陰陽違いの十干が母親の星です。
例えば下記命式の場合、
甲庚己
辰午亥
戊丁壬
乙己甲
癸
日支の蔵干に「癸」がありましたね!!「癸」が、母親になります。
もし、この命式で「癸」がなかった場合はどうしましょうか。
母の星を探す②
もし、この命式で「癸」がなかった場合。日干と同じ陰陽の十干を探します。
この場合は、「壬」になります。
「壬」が母の星となります。
では、①と②の方法で探せない場合はどうしましょうか。
母親の星を探す③
①と②の方法で探せない場合は、定位置の十干を選びます。
↓
父親、母親、子供、配偶者とそれぞれに「場所」が決まっています。
母の星の定位置は、年支の本元蔵干になります。
例えば、辛丑生まれの場合、下記のような命式になります。
〇〇辛
〇〇丑
〇〇癸
〇〇辛
〇〇己
年干支が辛丑になっていますね。
丑の下には、蔵干と呼ばれる、癸 辛 己があります。
本元というのは、一番下にある「己」を指します。
①で癸が探せなくて、②で壬が探せない場合は、「己」が母親の星になります!
まとめ
母親の星の探し方のまとめです。
- 日干を生み出す陰陽違いの十干を探します。
- 日干を生み出す陰陽同じの十干を探します。
- 定位置で考える。
これで母親の星を見つけることができました。③に限っては、「無い」ということがありませんのでね。
これで、母親の星が無事に見つかりましたね。
母親の星を見つけると、そこから父親、祖父母と順にたどっていくことができます。
ですので、
まず、母親の星を見つけることが初めの第一歩となります。
他の星の見方については、また次回に書いてみようと思います。
では(^^♪