私たちの生活に身近なものである色！！のお話です。
カラーコーディネーターという職業がありますし、占いの本には「今日のラッキーカラー」とか明るい色の洋服を着ると心が明るくなるとか、色にまつわる話はたくさんあります。
身近なところでは、お財布をゴールドにして金運アップを狙ったり、身に着ける下着の色で体温が変化したりとうまく色の力を取り入れてるようです。
そんな中で、定番の色ってありますよね。こういう場合は、この色！というパターン。
例えば、お葬式の喪服は黒です。そして、お葬式の会場に垂れ下がっている幕は、黒と白ですね。
なぜ、黒と白～？
お葬式に使われる色は黒と白が当たり前になってしまい、改めてそんなことを考えたことがありませんでした。
色が目立たないから？地味ないろだから？と単純に考えていましたが、実は面白い理由がありました！
色を五行にわける
算命学は陰陽五行論を元に成立しているので、自然界のあらゆるものを五つの方向に分けることができます。
方向は、東、南、中央、西、北の五つあり、色も方向にわけることができます。
東方 青色
南方 赤色
中央 黄色
西方 白色
北方 黒色
そして、東西は現実を、南北は精神を表します。
現実の始まりは東、終わりは西となり東から西へ進んでいきます。
精神の始まりは南で、終わりは北となり、南から北へ進んでいきます。
これらを考えると、白は西方なので、物事の終わりです。黒は北方なので、精神の終わりです。
共通するのは、「終わり」ということ。
この白と黒は、肉体と精神がしっかりと終わっていけるようにという意味をこめて白と黒を使っています。
朝が来て夜が来る、季節は巡ることから、私たちは自然の影響を受けていることがよくわかります。
結婚式の場合
女性は白のウエディング、男性は黒のタキシードというのが定番です。
花嫁も花婿も、互いに肉体と精神の終わるまで添い遂げていきましょうという意味で使われています。
そうはいっても、最近では、白に限らず、様々なカラードレスを着る場合もありますね！
白の純白ドレスなんていや！私は好きな色で個性をだす！ということもいいと思いますが、生涯、添い遂げる意味からは外れるかも（笑）
学生の制服は黒
北方の色は黒。そして北方は知恵や学びの方向でもあります。
学生さんの制服はほとんど、黒を基調にしていますね。学校は勉強する場所なので、黒！！ということになります。
知的に見られたい、今日はしっかりと頭を使う！！というときには黒を身に着けるといいです。
同じ理由で、南方は赤。伝達の方向です。今日はスピーチに力を入れたい、しっかりと話をしたい、皆に伝えたいことがあるという日は、赤を身に着けるといいです。
当たり前のように使われている色にも、いろいろな意味があるとわかると面白いですね。
では(^^♪
